比治山の家構造見学会終了しました

比治山の家の構造見学会を終了しました。

予約制での見学会の開催、時間も無駄にしない為に、2階、3階は大工工事を進行しながらの開催になりました。

新築や耐震・断熱改修をお考えの方が、4組来場いただき、比治山の家のお施主様もご家族で長い時間見学をされました。ありがとうございました。

耐震、断熱改修工事をご計画の方が見学会に参加されて、カオル建設が取り組んでいる家は、特別な材料ではなく、普通一般的な材料を使って、高断熱を取り組んでいるのですねと率直な感想をいただきました。基礎断熱工法と壁の断熱材や気密化の方法等も熱心に耳を傾けていただきました。

ハウスメーカーで建てられた、ご実家が北海道である事をお聞きしました。ご実家は新築後に窓を改修されたり、北海道での高断熱住宅でも支障のあるヶ所が色々と遭遇されたようですが、広島で家を建てる時には、その時のことは、広島だから大丈夫だろうと思って、新築をされたようですが、現在冬の寒さ対策と結露対策・湿気対策に苦慮されています。

新築後約10年間経っておられますが、新築後に家の寒さに気づかれて、新築を請負った業者さんと壁や床を剥がしてみて検証をされたり、断熱工事を勉強されたようです。

私以上に高断熱住宅の様々な事例をご存じのようで、ずいぶん研究をされているのだなと感じました。広島で施工されている、断熱工事のほとんどが無意味な断熱工事をされているのですよと私がこたえると、〇〇〇〇建設会社の社長さんもその様に言われました。

広島でも、建売住宅の販売頭数の多い建設会社の方も少し断熱工事の実際を勉強されると、いま施工している断熱の方法がいかに大きく間違っている事には容易に気づくとは、思いますが手間がかかる断熱施工を広島だから北海道のような断熱工事をする必要がないと間違った判断が正しい断熱施工を促進させないのでしょう。

長期優良住宅の制度が始まり今からは、私たちが勧めているストック型の住宅が促進されるとおもいますが、4組の熱心な断熱改修や新築工事をお考えのご家族に来社いただきました。

構造見学会の開催に協力をいただいたお施主様には、役立つ見学会が開催出来ました。ありがとうございました。

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